南京中医薬大学

Nanjing University of Traditional Chinese Medicine

南京中医薬大学  南京中医薬大学は1954年に設立された大学です。中国の伝統的な中国医療についての教育を行う大学として最も古くに設立された大学のうちの一校です。本大学は中国伝統医療についての最初のテキストを発行し、それとともに中国伝統医療について最初に高等教育機関で教鞭を執った教師陣を養成したという歴史のある中国伝統医療の分野において草分けともいうべき学校です。中国伝統医療を学問的に取り扱い始めた最初の機関であり、これまでの伝統的な師匠から弟子に受け継がせるという教育パターンから大学という場所においての教育を最初に行い始めました。これにより、中国伝統医療の教育方法というものが中国国内で大幅に広がっていきました。

 南京中医薬大学はWHO(世界保健機関)との協力を行っている教育機関の一校であり、江蘇省の主要大学の一つでもあります。また、本校は公衆衛生省により国際的な針治療の訓練センター、中国伝統医療の教師訓練の拠点などにも指定されています。


中国伝統医療についての教育を行っている南京中医薬大学

 南京中医薬大学は中国政府の教育省などにより修士や博士課程の学位を授与することについて承認を得た学校です。また、留学生教育を行うことについて、最も早い時期から承認を得た学校でもあります。中国伝統医療についての教育を行っている大学の中ではその学問における水準の高さによりトップクラスの地位にあります。現在は本校で提供している様々なプログラムの中で5000人ほどの生徒が学んでいます。その中には600人以上の修士・博士課程の生徒、500人ほどの留学生も含まれています。

 21世紀を迎えて、本校は250エーカーの敷地に新しい環境に配慮した最新の設備を備えたキャンパスを設立することになっています。このように本校は中国国内はもとより世界的な規模においても最高レベルの大学となるよう、その道を歩んでおります。将来的に本大学は中国伝統医療についての教育を中心に力を入れながらも、経営学・科学・技術工学・経済学・法律・芸術などといった分野についての科目も充実させていきたいと考えています。


キャンパス内にある3つ星ホテルで滞在することができます。

 南京中医薬大学での滞在中はキャンパス内にある3つ星ホテルで滞在することができます。シングル・ルーム、ダブル・ルームのいずれの形でも、またお風呂付き・お風呂無しのいずれの形でもみなさんの希望に合わせて滞在することができます。たいていの部屋にはエアコン・テレビ・電話が付いています。また、宿泊費は1日あたり8ドルから24ドルの間となっています。食事についてはレストランが2カ所あり、お手ごろな価格で中国料理を楽しんでいただけます。また、その他の施設としてビジネス・センター、両替所、会議室、ビリヤード・ルーム、体育館、テニスコート、卓球場などもあります。なお、旅行の斡旋などといったことも行っています。その豊かな歴史で知られている南京やその周辺の地方にはたくさんの観光スポットがあります。南京中医薬大学ではそういったところへの遠足を定期的に行っております。また、文化的なイベントなどについても定期的に行っております。

 気候については四季があり、6月には梅雨のシーズンも到来します。夏は暑くて湿気も高く、冬は寒く雪も降ります。春にはセイヨウスモモや桃の花が咲き、秋は色とりどりの自然に恵まれるなど、素晴らしい季節が巡ります。


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