・ | 東北師範大学は教育省の直接の管理下にある教師の育成を行っている総合大学です。東北師範大学は21世紀における中国政府の教育計画において優先的に援助を受けることのできる100の主要大学の一校にも選ばれています。本大学は吉林省にある長春の街に位置しています。キャンパスの面積は1507000平方メートルにもなり、メインのキャンパスは817000平方メートルの敷地があります。また、メインのキャンパスの他に新キャンパスも設立されました。 東北師範大学は18の学部・学科からなり、44種類の大学レベルの専攻をすることができます。また、大学院においては修士レベルのプログラムについては75種類の科目を、博士レベルのプログラムにおいては27種類の科目を専攻することができるようになっています。現在、9604人の生徒が大学部でフルタイムで学習しており、大学院では1947人が学習しています。その他253人の留学生と166人の日本留学準備コースを受講している中国人学生が在籍しています。教師陣についてはフルタイムで働いている教師が1106人おり、そのうちの226人が教授、385人が准教授です。また、全部で57の研究機関、研究センター、実験センター等もあります。 |
東北師範大学はHSK(中国漢語水平試験)を開催する認可を与えられている大学です。また、日本へ留学しようとする中国人の学生に日本語の教育を専門的に行っている唯一の日本への留学のための準備学校であり、中国と日本の両政府からの後援を受けています。このように本校は留学生教育などにも深く係わっています。 東北師範大学は中国語プログラムの提供も行っています。プログラムの受講にあたっては筆記と口頭での試験が行われます。その後、生徒はそれぞれのレベルに合わせて、異なるレベルのクラスに振り分けられます。中国語プログラムには長期プログラムと短期プログラムとがあります。 |
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長期プログラムは6ヶ月以上の期間で行われます。授業時間は週あたり20時間であり、1学問年度につき38週間の間授業が行われます。プログラムでは必修コースと選択コースとがあります。必修コースではレベルごとに科目が分かれています。基礎レベルでは基礎集中リーディング、リスニング、発音、スピーキングについて学習をすることができ、初級レベルでは初級集中リーディング、リスニング、スピーキング、拡張リーディングについて、中級レベルでは中級集中リーディング、リスニング、スピーキング、拡張リーディングについて、上級レベルでは上級集中リーディング、視聴覚スピーキング、リーディング、ライティングについての学習をすることができます。選択コースでは中国カンフー、中国書画、中国絵画、標準中国語の発音、中国文化、中国音楽、中国演劇、中国伝統工芸、中国料理、唐詩の鑑賞、中国文学などについて学ぶことができます。また、生徒の要望に応じてHSKの対策としてチューターによる指導も行っています。なお、授業は月曜日から金曜日まで午前8時から11時半まで、午後1時半から4時半まで行われます。 短期プログラムは6月以内の期間で行われます。メインのコースとしてスピーキング、リスニング、集中リーディングが行われます。また、グループに対してはスケジュールに合わせてさらにディスカッションやその他のコース、活動なども提供することができます。 |
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