バーミンガム大学は、急速に発展していた中部地方のビジネスや産業を創造し、運営する人材を育成する大学の設立を望んでいたバーミンガム市民によって1900年に設立されました。以後、この大学で学んだ10万人もの卒業生は世界中で卓越した地位を築いています。一国の首相や会社社長、判事、大学総長、公務員、芸術家、教師などであり、その分野は多岐にわたっています。最近は、毎年100以上の国から3000人以上の生徒達が入学している国際的な大学です。広大なキャンパスには、芝生や木々、湖などが存在し、建物と建物の間の空間に落ち着きを与えています。大学は、最初の赤レンガ造りの大学の1つであり、そのような大学建物の起源と言われています。20世紀を通して変わっていく建築スタイルを反映している建物群は中央のチェンバレン時計台を持つ大学総長会館の周りに集まっています。時計台は、初代総長の有名なジョゼフ・チェンバレンに敬意を表して建てたものです。大学は、スイミングプールや体育館、陸上競技場、スカッシュコートなどイギリスで最も優れたスポーツ施設をいくつか持っています。イギリスの大学の中でも際立った存在と言われる所以は以上のことにあります。 |
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