大学院留学はちょっと待って!
このページをご覧の皆さんは海外での大学院進学、大学院留学をお考えでしょうか。
大学院留学はよく考えて!ちょっと考えて見てください。
あなたが人生の勝ち残り組に加わりたいなら、少しお時間をください。この新世紀を歓喜の世紀にするか、それとも苦悩の世紀にするか。
最近、以前カウンセリングした方から大学院留学をお考えの方からこのような国際電話がありました。
「現在、ニューイングランドで留学中ですが、今年一杯で帰国します。つきましては、今後の進路について相談したいのですが」というのです。「大変ですね。それではやはり留学されていたんですか。お止めしていたのに残念です。」というと、「本当にそうなんです。こちらへやって来てからやっと先生のいう事が正しかったとわかりました。甘かったんです。だまされちゃいました。」とのこと。
私は、相談に乗ることと、いつでも質問に答えることを約束しました。しかしその方は声をひそめて、いわれたのです。「今後数年間は、知り合いからの借金を返すために、一生懸命に働かなくてはならないのです。もうちょっとはやく先生に出会っていれば、こんなことにならなかったかも知れないのですが・・・」悲惨です。声もでませんでした。
実はこの方はさる有名な大学の教育学部を卒業し、教職試験も合格されていました。アメリカの大学院でMAを取得したいとの希望をお持ちでしたが、英語力はほとんどありませんでした。私は数年間教師として働きつつ英語力を高め、その後留学されることを強くすすめました。しかしながら、ある業者さんで「語学力がなくても大学院へ留学できる。」また「アメリカの大学院に私の推薦で入学できます。」と説得され、早急に渡米されたとの事でした。実際は、現地の語学研修機関で勉強をさせられましたが、大学院が要求する水準まで語学力があがりませんでした。そのうえ推薦入学といってもその業者さんの「推薦」制度であったため、ほかの個人申請の場合より特に有利にならなかったとのことです。
悲惨なお話です。この晩、私は眠れませんでした。そして決意しました。私はすべての方に、21世紀を、飛躍の年にしていただきたいと思います。笑顔で喜びに満ちて、21世紀を過ごしてほしいのです今すぐに留学すること、特に大学院留学をお勧めしないことも多々あります。しかしながら、それにはご本人では留学される前にはわからない充分な理由があるからです。どうか素直な心で耳を傾けてください。そして勝ち残り組に入ってください。
勝ち残り組を確実に増やすために、本気で大学院留学をお考えの方しかカウンセリングをしません。また留学中もいつでも相談にのります。しかし、現地のプロフェッショナル等のサポートは緊急事態を除いては考えておりません。これは頭脳だけでなく体力/精神力も国際人として成長してほしいからです。
アンジェラス留学 エグゼクティブカウンセラー 中根健一(なかねけんいち)
イギリス大学院留学 合格体験談
~平野芙美子さん”Birmingham University 合格
イギリス大学院で出願され合格された大学院
- Bradford University 合格
- Bath University 合格
- Leeds University 合格
- Reading University 合格
- University of Wales Swansea 合格
- East Anglia University 合格
- Sussex University 合格
私は、この度ありがたい事に長年計画し夢の第一歩であったイギリスの大学院留学を決めることができました。出願先を決定するにあたっては、まず自分の興味がある分野の開発学において評価の高い学校を調べたのですが、イギリスにおいては開発学が発祥の地であるにもかかわらず、アメリカの大学のようなランキング本は存在しませんでした。又、日本と違い、たとえば世界的に有名な大学であろうが、学部によって学校毎の評価が全く違うので、一般的に有名だからといってその大学を選ぶと選択を誤ってしまうとわかりました。そこで、本などである程度収集した後は、全て大学のホームページで一つ一つ教授の情報・出願資格なども確認していきました。最初はホームページの読み方・資料の取り寄せ一つにしても苦労しましたが、じっくり時間をかければ慣れていきます。また、どう捉えて良いのかわからない表現や大学の用語などはアンジェラスさんにいちいち問い合わせて教えてもらいました。出願する上で、資料の作成には、やはり大変時間と労力がかかります。特に、エッセーなどの準備において独力で効率よく進めるのは大変でしたが、アンジェラスの中根さんのような経験豊かな方から助言頂けたのでとても助かりました。
語学の勉強を含め、最終的な合格を得るまでにはたくさんの時間と根気と努力が必要になると思います。場合によってはわたしもそうですが、途中でくじけてしまいそうになったり、勉強が思うように進まず自分のバカさ加減にほとほと涙がでてくるかもしれません。でも、人生は長い。私はあきらめたことはありませんでした。私の場合、留学をあきらめることは夢をあきらめること、一生携わっていきたい仕事=自分の生きがい=を手に入れられない事、を意味していましたのでどんなに時間がかかっても実現させようと自分を自分で励ましました。私はとーっても勉強が嫌いだったので自分を勉強に向かわせることが一番の闘いだったのですが、あきらめず、希望をすてず、自分を律する様に努力すれば、必ず報われます。頑張ってください。
最後に、今回の事は、アンジェラスの中根さんの助力がなければ成功し得ない事だったと大げさではなく、思っています。留学準備は孤独な闘いです。同じようなシチュエーションの人はめったにいません。出願に関連する資料の作成などの事務的な事ばかりでなく、一般的に大学院の資料や市販の本、公的な留学機関では聞けないような詳細は質問にも全て丁寧に答えていただき、相談すれば励ましていただき、なにより強い心の支えでした。本当に感謝しています。おかげで出願校すべてに合格することができました。
本当に中根さんのおかげです。ありがとうございました。
イギリス大学院留学合格体験談
~鎌田 英樹さん
イギリス大学院で出願され合格された大学院
- East Anglia University 合格
- Bradford University 合格
- Keele University 合格
- Indiana State University 合格
昨年の暮れ、出願したイギリスの大学院から一通のオファーを頂くことができました。振り返ってみると、外国の大学院で自分のキャリアを磨きたいという思いを持ち始めてからこの段階にたどり着くまで数年が経過したと思います。大学を卒業してからは就職し、何年間かでキャリアを積みお金も貯めたあと、留学したいと思い続けていました。
しかしながら、思い続けるのは簡単なことで、現実は仕事との兼ね合いの中で英語力を磨いていくことや、自分自身の気持ちの整理においてなかなかうまくいかなかったと思います。例えば、欧米の大学院へ留学したくても英語力は最低TOEFL550点くらい必要です。しかし、私の場合はそれに見合うスコアをとることもできず、その後、懸命に勉強しても、仕事との両立
の中、十分な勉強時間もなかなかとれずに悪戦苦闘の日々だったと思います。また、時間が経つにつれ留学からその後につながるキャリア目標へのアプローチの仕方も不透明になっていたような気もします。
こうしていく中で、2年ほど前にアンジェラス留学を訪問し、担当の中根さんにカウンセリングをして頂きました。英語力も不足している現状ではありがならも、大学院へ留学をしたい強い思いを伝え、私の話にも熱心に耳を傾けてくれました。結論、もう一年くらい勉強を続けて、英語力をあげてからにしたほうが良いというアドバイスをしてくださいました。勿論、勉強の仕方についても親切に教えていただけましたが、留学したいという前向きな気持ちが強かったので、自分の考えを否定されているようで残念な気持ちでしたが、今思うと、最善のご指導だったと本当に痛感しております。その後は効率よく勉強を続けた結果、英語力も上がり、その後の大学院へのアプライもうまくいくことができました。
今はまだ、大学院留学への切符を手にしただけで今後、さまざまな苦難が自分を待ち受けていると思いますが、ここまでに経験したことや学んだことを自分の生きる知恵として自分のキャリア目標に向けて精進していきたいと思います。今後、留学を考えていらっしゃるかたもあせらず留学の先にあるものにしっかりとたどり着くには何が今必要なのかを改めて考えて、ベストを尽くして頂きたいと思います。
最後に改めて、ご協力・ご支援して頂いたアンジェラス留学の皆様方に感謝の念をお伝えいたします。本当にありがとうございました。
*** イギリス大学院で現在勉学中の鎌田さんからのメールです。 ***
お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますでしょうか。アフリカ、ガーナ共和国でのNGOボランティアを終えて英国に入りました。ここまでくる数ヶ月間、いろいろとありました。英語圏に入って、自分の英語力の低さを痛感したり、父が病気になったりと。
1ヶ月のNGOボランティアはとても貴重な経験となりました。自分でアプライして、現地、公立中学校の数学の指導を通じてNGO活動に参加しました。参加したNGOは貧困からの脱却、エイズ撲滅を目指す活動を主に行なっている集団です。ガーナは母国語が英語で、他に参加したボランティアの方も母国語が英語の方だったので、まわりについていくのが精一杯でした。
アフリカ諸国全般的に通じることで、現地で生活を送って感じたことは社会と文化の仕組みの違い、環境の劣悪さ、人種の違いが日本及び、先進諸国と非常に違うことです。私が滞在した首都アクラ近くのテシーという町の一角は村のような形態で私以外外国人の方を発見することができず、歩いているとジロジロと体の隅々まで見られます。
トイレ、風呂の衛生面が悪く、また、マラリアが夜、活動を開始します。生活や食事のスタイルも単調です。ですが、「生」ということを痛切に感じさせられました。貧富の差が大きく、私にお金を求めてくる人も多くや毎日、モノを売って日々のお金を稼ぐのが精一杯なご家庭の方が圧倒的に多いです。とにかく、生きようとしています。
まだ、現段階では大学院の授業についていくのがやっとですが、ここまでに至る過程が自分を前向きに動かしてくれています。
何か、私の方でご協力できることがあれば、ご連絡下さい。
それでは、また。
英国からでした。
鎌田、UEA
Hideki Kamata
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