公立高等教育機関 ノッティンガム
ブロックスタウ・カレッジはノッティンガム市の西に位置する公立の高等教育機関で、1949年にビーストン・カウンティ・カレッジとして誕生し、その後1983年に地名を名前に反映させるために現在の呼び名に変更しました。本カレッジは第二次世界大戦が終了したわずか4年後に創立されて以来、すこし拡張し、現在は学生数は10,500 を超えるくらいになりました。
本カレッジはノッテインガム周辺からのイギリス人学生ばかりではなく、世界中からの学生を受け入れています。
●現代的な施設
・コンピュータ関連施設:
現代的なコンピュータ教室は先端技術によってネットワーク化されていますので、コンピュータ施設は本カレッジの隅々にまで行き渡っています。最新のソフトウエアの利用が出来ますので、学生が将来仕事の場で出会うようなものにあらかじめ馴れておくことが出来ます。学生はインターネットを利用することも出来ます。
・図書館:
蔵書のよく整った図書館は、静かな学習の場であるだけでなく、全ての学生に参考文献や本、CD-Rom、雑誌、その他関連資料を無料で提供します。資格を持った職員がいつも皆さんのお手伝いをしています。
・学習センター:
この専用施設は学生の皆さんに幅広く柔軟な学習の機会を提供し、また、本カレッジの全てのコースで学ぶ学生の資料室ともなっています。このセンターには自習用教材が豊富にそろい、専門の教師が個別に学生を指導したり、コンピュータの使い方を指導したりする学習エリアがあります。必要であれば、ここでは補習が受けられますので、留学生にとってはとりわけ役に立つところです。
・カフェ:
カフェでは、様々な種類のメインディッシュや軽食、サンドイッチなどが食べられます。ベジタリアン・フードなど特別なメニューの希望も考慮されます。
・コモンルーム:
この専用のエリアは学生に寛いだ気分を与えます。ここには、軽食を扱うバーや食料や飲み物の自動販売機が設置されています。
・無料の英語レッスン:
本コースで学ぶ学生に対しては3段階に分けられた英語の補習が無料で施されます。プログラムは個人のニーズを配慮して作られます。
●宿泊サービス
全ての留学生にはカレッジ近くの安全な住宅地にある素晴らしい宿泊施設の手配サービスが提供されます。施設は通常2つのタイプがあります。
・ホームステイ:
イギリス人家庭で滞在することは英語を実際に使用する理想的な機会を得ることになるだけでなく、イギリス人の家族のライフスタイルを体験する機会でもあります。ホームステイ滞在費は室料のみの場合が週あたり45ポンド、2食付きで、電話以外の設備を使用するの場合が週あたり75ポンドです。
・自活:
自立心が強い方には、自炊形式の宿泊施設があります。他の学生と共同で生活することも出来ます。賃貸料は食費と光熱費を除いて、週あたり40-45ポンドです。
●一般英語コース
ブロックスタウ・カレッジには、初級レベル以上の英語力を持つ留学生を対象としたフルタイムの英語コースが実施されています。このコースでは学生は週21時間の英語の授業と1時間の個人レッスンを受けます。授業は、読む、書く、聞く、話す、の基本技能のほか、文法や語彙の増強にも焦点が絞られます。
●英語プラスコース
英語力の向上のほか、情報工学(IT)や職業関連の知識を身につけたい人を対象にしたコースです。授業は週15時間の一般英語の他、2時間のITの授業、3時間の職業関連知識の授業、1時間の個人レッスンで構成されています。選択科目として、ビジネス経営、コンピュータ、マーケティング、写真、陶芸、などが用意されています。
●ファウンデーションコース
ブロックスタウ・カレッジでは、ノッティンガム大学の学部コースへ進学するためのファンデーションコースを実施しています。このコースでは、英語プログラム、スタディ・スキル、IT、イギリス社会などが共通の科目で、その他はそれぞれが進学する分野によって以下のような科目を選択します。
科学、建築、心理学、経済、経営と金融、エンジニアリング、美術
コース終了時点で、IELTS 6.0以上の英語力を身につけ、コースの最終成績が40%以上で合格、60%以上は優等生となります。