Oundle School

・

オーンドル・スクール

・

オーンドル・スクールはイギリス国内で最大規模の私立学校の一校として知られています。本校はロンドンから80マイルほど北に行ったところにあるピーターボローの近くにある小さいがとても魅力的な街であるオーンドルに位置しています。本校は街中に建物があります。言ってみれば街自体がキャンパスなのです。そのため、生徒達は授業に行ったり、そのほかの活動をしたりするのに街中を常に移動することになります。彼らは地域のコミュニティーと断絶することなく、強い結びつきの中で生活しています。
　本校は1566年に創立した非常に長い歴史を持っている学校です。創立以来、常にその規模を大きくさせてきました。現在、本校ではジュニア・スクール部門で5歳から11歳までの生徒を対象に通学生の教育を行っています。また、それ以上の年齢の生徒が学んでいるシニア・スクール部門では通学生だけでなく、寮で暮らしながら学習をすることもできるようになっています。現在、シニア・スクール部門では男女合わせて1000人以上の生徒が学んでいます。

・

私達は他人の権利や習慣、信仰などといったものを尊重する人間に成長して、本校を卒業していって欲しいと考えています。そうなることで初めて、きちんとした教養を身につけた人間として幸せになれるのだと考えています。そういう人間になってもらうために、私達は生徒に親身になり、かつ共感をしながら注意を持って生徒を扱うように心がけています。
また、私達は生徒が様々な物事を達成することで、自らが目標を定めそれを実行することのできる人間になれるような環境を作り出すことを目的として教育に当たっています。そのために、生徒は学校内であらゆる分野にわたる活動をすることのできる幅広い選択肢が与えられます。また、寄宿寮、生徒の所属しているチーム、音楽合奏団、授業のグループなどでの活動を通して集団に対しての責任感といったものも養われます。私達は授業外の時間を生徒が建設的に過ごすことが非常に重要であると考えています。そのために、本校の生徒は課外活動において3つの分野のことを経験するように求められます。ここで行われる活動は一部義務のものもありますが、大部分は生徒が自主的に参加しているものです。課外活動は生徒の好奇心などの期待を満たしているだけでなく、彼らの興味や才能を伸ばすことにも貢献しています。

・

課外活動の１つ目の分野はリーダーシップや冒険心を養う分野です。自分で自分を律し、協調性を習得することがその目的です。一年間陸海空軍学校には行って基礎訓練を受けたりすることでこれらのものの習得を目指します。
2つ目は奉仕の精神を養う分野です。地元のコミュニティーやそのほかの組織でボランティア活動などを行っています。様々な人と触れ合うことで彼らの求めているものなどを知ることができ、人のために役立つことのすばらしさといったものを学ぶことができます。
3つ目は創造性や文化的な感覚を伸ばすことのできる分野です。本校では演劇やコンサートなどといったものを中心に様々な分野にわたっての活動をすることができます。50近くの団体があり、クラシックやクロッケー（木球を木槌で打つゲーム）、天文学などについてやっているグループから、アムネスティー・インターナショナルなどの人権団体をサポートしているグループまで様々です。

・

・・・

・・・

・・・