・・・・・ | ウェールズ大学バンゴール |
バンゴールの場所(立地条件)と張り合える大学の街はほとんどないでしょう。ウェールズ大学バンゴールは、グウィネズの素晴らしい海岸線に加えて、スノードーニア国立公園の山々や湖、森林にあふれた際だって自然が美しい地方にあります。この地方は大変歴史ある所です。バンゴールに関して言えば、現在大聖堂がある所に6世紀に修道院が建てられて以来、そこは1400年以上にわたって、信仰と学問の街となっています。セゴンティウムのローマ帝国の城砦や、カーナーボン、コンウィー、ビューマリスの中世の城が有名な観光スポットとなる一方で、大聖堂には、ウェールズ初期の王子の1人であるオワイン・グウィネズの墓を見つけることができるでしょう。 今日、バンゴールは重要な商業中心地として急速に拡大しています。1万5千人のバンゴアの地域社会は、様々なお店やレストラン、パブ、娯楽施設を楽しんでいます。一方で、その小規模さとのどかな環境は、バンゴアの街を大都市の抱える多くの諸問題から切り離しています。バンゴールは、とても交通の便がよい所です。バンゴアはM6とつながっているM56高速道路から90分の所にあります。M56とA56はマンチェスターから海岸沿いを走るA55高速道路までをつなげており、一方でA5は北ウェールズを通る風光明媚な道路です。 |
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・ | 定期的な急行列車がバンゴールからロンドンやバーミンガムのニュー・ストリートやマンチェスターまで走っています。 ウェールズ大学バンゴールは、ウェールズへのより高い教育の供給のために19世紀後半に行われた運動の影響で創られました。そのための基金はバンゴールに総合大学級の学校を設立するために集められた公共の寄付によって立ち上げられ、大学の設立の特徴は地元の石切り工が自分たちの給料を一定期間寄付したことによる、というものです。 ウェールズ大学バンゴールは、1884年10月18日に、生徒58人教師10人が元々馬小屋だった所に集まって開かれました。9年後、大学は、ウェールズ大学の独立構成要素である3校のうちの1校になりました。1911年には、新しい場所に移り、それが現在の、バンゴールを一望できる丘の上に建てられた主な建物です。初期の期間、そして大戦を通して大学はその地位を向上させ、その教育活動を多様化させてきました。おもな成長は1950年代後半から1960年代前半に起こりました。つまり、それは生徒の数が2000人を超えた時なのですが、それにともなって、教師陣や建物、教育方法なども成長しました。 |