ウエリントン・カレッジ
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ウエリントン・カレッジは男子のための公立の中等学校(中学と高校)です。本校は1867年に創立され、フォーム3からフォーム7までの生徒を高等教育機関へ進学させることに重点をおいた教育を施しています。生徒の努力を認め、学園生活のどのようなことにおいても生徒が達成したことは祝福するということが本校の特徴になっています。すべての生徒は制服の着用を義務づけられ、個人の表現(服装や態度)に誇りを持つことが重んじられています。
学校のある地域と施設・設備
見晴らしのよい敷地に立つ本校は、秩序が整った環境にあって歴史を感じさせます。ウエリントンの緑地帯と市街の中間に12ヘクタールの広さを持つ敷地にある本校は政府機関や商業地、スポーツ施設、文化施設が近くにあります。
50の教室に加えて、実験室、工芸や美術施設、技術水準に達しているスポーツセンターや美術センター、コンピュータ地区などが完備しています。
学習カリキュラム
学習活動は本校の主要な目的であるので、効果的な教育や学習に重点がおかれています。フォーム3から5までに在籍する生徒は英語、数学、理科、社会、体育、デザイン工芸、音楽、保健を学習します。これに加えて3科目まで選択しますが、外国語を学ぶように強く勧められます。フォーム6と7のプログラムは大学やポリテクニックでの研究につながるように幅広く学問的なものになっています。
課外活動
本校の特徴のひとつには大変盛んな課外活動というものがあります。ほとんどの生徒は様々な種類の団体競技や個人競技のスポーツに参加しています。例えば、陸上、バスケットボール、クリケット、ラグビー、水泳、テニスなどです。生徒たちはまた、様々な種類の文化活動、たとえば演劇や音楽、討論などにも参加しています。
海外の学校や留学生との特別な関係
本校はヨーロッパ、カナダ、南アメリカ、日本など世界中にある数々の中等学校と交換留学を行っています。
生徒の福利・厚生
留学生担当教員、ガイダンスカウンセラー、主任教員や関連職員たちのネットワークで、留学生に福利厚生やニーズに応えるサポートが提供されています。
宿泊
ウエリントンに個人的にガーディアンがいない留学生に対しては職業的なガーディアンとホームスティプログラムをアレンジします。ホームステイ先はニュージーランド人の家庭になります。
入学のための必要な英語力
フォーム6と7に入学する留学生は英語能力を証明する書類を提出しなければなりません。提出された書類は、個々のケースに応じて一人ひとりについて判定されます。
英語のサポート
最後の学期に入学する留学生には翌年の新年度に備えた留学生向け英語授業とオリエンテーション・プログラムがフルタイムで実施されます。専門の英語教師とサポートプログラムによる援助は本科に入ってからも一年を通して行われます。
要約
留学生の入学を認められている学年:Form 3ーForm 7
生徒総数:1,250人