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気候 | 亜寒帯、寒帯 |
治安 | 安全(外務省危険情報なし) |
時差 | -11.5~-16時間 |
文化 | “人種のモザイク”と称される移民の国,カナダでは、多種多様の故郷の文化を背負った民族が、その持ち味を生かしながら興味深い外国籍社会を形成しています。移民はヨーロッパだけにとどまらず、中南米やアジアから今も続いており、街を歩けばいながらにして世界中の生活文化を学ぶことができます。様々な人種が肩を寄せ合って生活しているこの国では、外国人留学生もいわゆる「ガイジン」という色めがねで見られることはありません。 カナダは世界でも指折りのの治安のよい国家でもあります。銃保持については、政府によって厳しく管理され、銃器による犯罪発生率は、隣国のアメリカと比べてもはるかに低い水準にあります。ロイヤルカナディアン騎馬警察に象徴される、伝統と近代設備を合わせ持つ警察機構が、昼夜を問わず市民の安全を見守っています。 |
歴史 | アメリカと同様に、先住民(カナダでは敬意を込めてFirst Nationと呼ばれています)が暮らしていたところへ、ヨーロッパ各地からの移民が流入して国家の礎を築きましたが、アメリカが戦争で独立を勝ち取ったのとは異なり、カナダは時間をかけて平和的にイギリスから独立しました。それ以前からのイギリスとフランスによる植民地争いが尾を引いて、いまだに国内がイギリス系とフランス系の地域に分かれています。中でもフランス系であるケベック州では主にフランス語が話されていますが、国の公用語は英語とフランス語の2つとなっています。 |
教育制度 | 現在カナダには90校近い大学と約170校のカレッジがあります。そこで行われる高等教育の方針はすべて州の行政に一任され、それぞれの州が責任をもってその管轄内の学校の運営にあたっています。中学・高校や小学校はさらに地域ごとに細分化されたディストリクト・スクール・ボード(教育委員会)が管理しています。教育制度は州により異なりますが、アメリカに近い教育制度とイギリスに近い教育制度が並立しています。たとえばブリティッシュコロンビア州では、短大が職業訓練コースとともに大学への編入コースをもち、アメリカに近い教育制度となっています。また短大に在学しながら大学の学位を取れるシステムもあります。一方オンタリオ州ではカレッジは職業訓練に限定され、大学は学問的な研究機関というイギリスに近い性格を持ちます。従って留学生の受け入れ体制や入学基準も、州によって異なるので注意が必要です。 |
カナダには、四季折々の豊かな自然、魅力的な文化と国民性、質の高い教育、治安の良さ、就労のチャンスなど、留学先として選ぶ魅力が数多くあります。授業料や生活費も比較的安く、カナダの医療は、技術、サービスの質ともに世界最高水準を誇ります。またカナダの大学は世界的にも教育水準が高いことでも知られており、大学で習得した学位は、米国や英連邦諸国の学位と同等に世界中で認められています。留学生が有給インターンシップをしやすい特徴もカナダ留学が大変人気が高い理由の一つです。ケベック州の公用語はフランス語のためモントリオールでは英語とフランス語の両方の言語を勉強できます。