アイルランドの歴史、文化、教育制度
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自然・歴史
北海道とほぼ同じ大きさのアイルランドは、イギリスのグレートブリテン島のすぐ西に位置しています。緯度は50度を超えますが、メキシコ湾暖流の影響で、年間を通じて寒暖の差は少なく、夏は涼しく冬も山間の一部で積雪が見られる程度です。
国土は緩やかな起伏はあるものの全体的に平坦で、山といってもせいぜい標高1000mほどしかありません。国土の5分の1を占める「ピート・ボグ」と呼ばれる泥炭地は、大変ユニークで、これを切り出して乾燥させたものを「ターフ」といい、現在でも家庭の暖房用燃料として広く利用されています。
アイルランドには紀元前400年から200年くらいの間にヨーロッパ中東部から移住してきたケルト人が住んでいましたが、12世紀頃からバイキングやアングロ・ノルマン人の侵入され始めたために国力は衰退し、ついに1801年にイギリスに併合されました。その後、1919年に独立を宣言しましたが、以来さまざまな変遷があり、1949年に正式にアイルランドとして独立しました。
イギリスに属する北アイルランドではいまだにイギリスの統治に対する抵抗があることは、よく知られていますが、その北アイルランドも現在は和平へと向かいつつあります。
文化・習慣
アイルランドと聞くと、一部の人は治安を心配しますが、今まで起こっていた紛争はあくまでもイギリス領内の北アイルランドであって、アイルランドはヨーロッパの中でも治安の良い国として有名なのです。そして現在では約390万人の人口ののほとんどをカトリック教徒が占めるという敬虔なキリスト教国です。けれど、その根底にはケルト人のもともとの土着の信仰が息づいていて、音楽や口承文化の形で生き残り、今日へと受け継がれています。
アイルランド人は、アメリカをはじめとして海外に多くの移民を出しており(J.F.ケネディやレーガン元大統領らはその子孫です)、国外のアイリッシュ系の人の数は、本国の人口をはるかに上回っているほどです。そしてそうした国外のアイリッシュ系の人々によってもアイルランドの文化は受け継がれているのです。
アイルランドの人々は、一般的に飾り気がなく、歌やダンスが好きで陽気な人が多いようです。芸術分野で活躍する人も多く、文学については、ジェームス・ジョイス、オスカー・ワイルド、バーナード・ショウなど多くを輩出しています。音楽ではU2やエンヤが有名です。
教育制度
アイルランドの教育制度は、まず義務教育が6歳から15歳までの9年間が一区切りです。日本の中学3年間に相当するジュニアサイクルを修了すると、(1)就職する人と、(2)日本の高校に相当するシニア・サイクルに分かれますが、現実には(2)に進む人が全体の約95%といわれています。
シニア・サイクルの1年目は、トランジッションイヤーと呼ばれ、進むべき進路を決めるための基礎学習を行い、残りの2年間でしっかりと学習し、シニア・サイクルを修了します。
シニア・サイクルを修了するとユニバーシティかカレッジに進学できます。なお学位が取得できるのはユニバーシティだけで、カレッジは技術習得のためのカレッジと教員養成のカレッジに分かれています。
大学院レベルでは修士・博士号のほかにディプロマコースも設けています。専攻分野としては、アイルランド文学や民俗学などアイルランド特有のものと、ビジネスやコンピュータの分野が近年人気を博しています。
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