留学失敗!
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こんなはずじゃなかったのに・・・
下記の手紙は、独力で留学準備をされ、苦い体験をされた方のお手紙をそのまま掲載したものです。
私は19歳の学生です。私の体験談が少しでもこれから留学する方々の参考になればと思い、手紙を書かせていただくことにしました。少しでも目を通していただければうれしく思います。私は昨年の3月から今年の1月まで海外留学をしていました。はじめカナダのコミュニティーカレッジのESLに5カ月間通い、そこからアメリカのユタ州にあるSカレッジのESLへ移りましたが、そこでたくさんの苦い経験をしました。
このカレッジは買い物ひとつするのにも大変不便な田舎にありましたので、それと知らずにやって来た留学生は私も含め文句ばっかり言っていました。でも私が味わった経験はそんなことよりももっとひどくて、これから留学する人たちにはこの学校を絶対お勧めしたくないと強く思いました。
その一番の理由はこの学校の留学生に対する考え方です。ホームスティを申し込んでも、希望通りの家族を紹介してくれません。子供のいない老夫婦を希望しても当たったのは子供がいる若夫婦だったり、希望と反して1ルームを2人でシェアしなければならないところを紹介されたり(しかもシェアでも1ルームと同じ金額)、エアコンディションの条件が悪いところを紹介されたりという具合で、私の友人達は大体希望とは全くちがう家族を紹介されていました。
私の場合も、まともなご飯を作ってくれず、部屋に勉強机も用意してくれない家庭を紹介されました。「勉強が出来なくて困るから用意して欲しい」と何度も頼みましたが、その度に「来週には来るから」とごまかされ続けました。なんのために私が学校に行っているのかこのファミリーの人にはわかっていないようだったので、インターナショナルアドバイザーにちがう家庭に替えて欲しいといったところ、もう少し辛抱するようにいわれましたが、替えてくれるよう言い張って別のホストファミリーのリストを見せてもらったのですが、空いているファミリーは3件しかなくて、しかもそのうちの2件は隣町に住んでいる家庭でした。私が「どうやって隣町から登校するんですか?」と聞くと、「毎朝車で送ってくれるとは思うが、はっきりしないのでやめておいたほうがいい」との無責任な返事でしたので腹が立ちました。残りの1件は近くに住んでいたので訪問してみると、来学期から別の日本人の女の子もここの家にスティすることが決まっていると突然言われ驚きました。アドバイザーからこんな話は一言も聞いていなかったからです。一人でホームスティしたかった私は仕方なくそこの家はあきらめ、他の先生に相談しましたが、他に候補がない以上今の家に留まるかアパートに移るかの選択しか残されていなかったのですが、一人所有するアパートは値段が高く、シェアする場合でも4〜8人でキッチンやバスを共同使用しなければならないという状態でしたので、泣く泣く今までのホストファミリーに留まることにしました。
しかし、私が新しいホストファミリーを探していたことが、このホストマザーの耳に入ってしまい、マザーから嫌がらせらしいこともされたりしました。こんな環境が嫌でもうこのカレッジを去ろうと決めて、本当は行く予定だった次学期を取りやめにして出ていく準備をしていたところ、アドバイザーから電話があり「カレッジへ行く意志がないならあなたがここにいる事は不法滞在です。すぐここを去りなさい」と言われてしまいました。そこで、返してもらえるはずのホームスティデポジット(預かり金)$150と日割りにした分の残りの分のお金を返してもらえるようホストマザーに頼んだら、あれこれと言われて結局返してもらえぬまま帰国してしまいました。
帰国後すぐにアドバイザーに手紙を書いて返金を求めましたが、「ホストマザーはあなたに残りのスティ代は返したし、デポジットはあなたの部屋が汚かったため返さないと言っている」という返事が来たので、返金してもらっていない旨を書いて再度手紙を出しましたが、返事がきません。
この事があって、アメリカを思い出す度に言い知れぬ嫌悪感に襲われます。勉強しに行ったはずがこんな苦い思いをしなければならないなんて、ちゃんと勉強をしたいという意志で留学する人達に同じ思いをして欲しくありません。だから、ユタ州のSカレッジだけはおすすめしません。もし、何かの参考にしていただければ嬉しく思います。